8月上旬に、Joe(義姉婿)の誕生日がやってきます。同じ町に住んでいて、ガーデニング仲間のJoe、今年の春ごろ、Sheilaさんのクレマチスのカタログを見せたことがありました。
800種類もあるこのカタログに驚いた彼、3種類にマークをつけて、これが欲しいので注文して欲しい、とのころでした。このとき私はちょうど、一度目の注文を済ませたばかりだったのです。
イギリス、アイルランド間の送料がいつも痛いところですので、今回、次のオーダーまで待とう、と思っていたのですが、彼の誕生日が来ることもあり、思い切って二度目のオーダーをお願いすることにしました。
いつも郵送に1週間はかかるので、余裕を見て、先週の火曜日の夜にネットオーダーをしました。実は今回、コスト削減もあり、違うナーセリーにオーダーをしてみることにしたのです。
Sheilaさんのナーセリーは間違いなく素晴らしいです。でも、決してスペシャルオファーをしないのです。今回オーダーをしてみた、
Taylors Clematis 、前々から少し気になっていたナーセリーでした。今年から、EU内26カ国に発送を始めたとあります。
浮気心を起こして本当に申し訳なかったのですが、苗の値段、送料共に、Sheilaさんのナーセリーよりも少しづつ安いのです。種類の豊富さは350種、と、頑張っているようです。といっても、こちらではSheilaさんのナーセリーには敵わないので、今回はJoeへのプレゼントをメインに、後は王道路線でこれまで気になりながらも購入していなかったものを優先して選ぶことにしました。
最終的にこちらをオーダーしました。
Cirrhosa Ourika Valley
Rhapsody → Joeへ
x aromatica → Joeへ
Blue Sensation → Joeへ
Integrifolia Tapestry
Sieboldii (florida) (テッセン)
Mrs Robert Brydon (jouiniana)
Wada's Primrose (満州黄)
Haku Ookan (白大冠)
alpina Pink Flamingo
実は一種類だけ在庫がなかったということで、翌朝きっかり朝の9時に電話が入り、同じ日の午前中考え直して、希望だったmontana Miss ChristinaからCirrhosa Ourika Valleyへ変更したのでした。そのときに、担当者さんが、”今日中に発送するから、二日後には届きます!”と言ったので驚き、”家はRep of Irelandだけど、そんなに早く着くんですか??”と思わず聞き返したら、”スペシャルコーリヤー(宅急便みたいなもの)を使うので、2日で着くんですよ。”と自信ありげでした。
これまでのメールオーダーはすべて、UK内はスペシャルコーリヤーだけどRep of Irelandへ発送の場合は郵送です(コストの関係で)、というところばかりで、郵送だと早くて1週間、遅くて10日から2週間かかっていました。どうしても時間がかかる分、苗のコンディションが気になるので、ある意味では天に祈るような気持ちで購入をしてきたので、半信半疑でこの言葉を聞いていました。しかも、送料も他と比べてだいぶ安かったのです。
二日後の金曜日、息子がお昼寝をしている間に昼ごはんを食べていると、裏庭で音がすると思ったのと同時に、突然、男性二人が段ボール箱を担いで現れました。
私があからさまに驚いていると、”驚かしてすみません。。あの、コーリヤーです。お留守だと思ったものですから~。”と、言うことでした。ほ、本当に着たよ~!と思いながら、サインをしました。アイルランドへも、この速さ、安さで届くんだったら、素晴らしいじゃない~!と思い、早速箱を開けてみると、何ともまぁ、コンディションもこれまでになかった完璧さでした。
UK内だと、何処から購入してもだいたいスペシャルコーリヤーですので、料金的にもそんなに差はでないのです。でも、アイルランドまで同じシステムを導入、しかも安い、となると、アイルランドでクレマチスを購入したい人たちにとって画期的です。しかも、on time です。日本では当然の on time 、アイルランドではなかなか難しいのが現状なのです。
これは本当に嬉しいサプライズでした。。
それと同時に、これまで購入分も、家がUK内だったら同じクオリティで購入できていたのだと思うと、嫉妬さえ感じました。このクオリティの差は、あまりにも鮮明です。。
これからSheilaさんにオーダーをお願いするときは、北の
マダムさん宅へ送ってもらって、車で取りに行こうかしら。。
何て、半ば本気で考え中でした。。マダムさん、ご迷惑かしら。。。
それにしても、今回のオーダー分、本当に嬉しかったです。。アイルランド内でも、やればできるんだなぁ、と、新しい発見につながったのでした。
それと、スペシャルコーリヤーと郵送分の比較ができたことが最大の収穫でしょう。
昨日は少し時間があったので、箱を解体して3本ほど植え込みました。
さすがスペシャリストからの直発送、本当に立派なコンディションの苗ばかりです。。郵送だとはやり、少し痛みのあるものがでてきますし、まず時間がかかるので付いている花はすべて落ちてしまいます。今までは乾燥した花びらを箱の中で見つけるのが関の山でした。。。
Sieboldii (florida) 、ついに、念願のテッセンが届いたのです。早速、第一号に植え込みました。。気候が厳しいので、西側の明るいところへ植えました。無事に育って欲しいです。
Integrifolia Tapestry です。テッセンと同じ花壇の中にスペースがあったので、そこへ植え込みました。この花壇の中では、一番北側になります。日当たりがそこまでよくないかもしれませんが、頑張って育って欲しいです。開花花が付いていたのですが、赤が強いと思っていたのですが、意外に青が強くて紫に見えます。
この二つが無事に成長してくれれば、とりあえずこのコーナーは完了~!!となる予定なのですが、いかがでしょうか。テッセンは真ん中、Tapestryは右下になります。
もう一本は、最近頂いた日本の本に載っていた、日陰に強い品種という、Mrs Robert Brydon (jouiniana) です。ここはあまり水捌けがよくないので、最近土を足しました。それから、コンポストの近くなので、どうしようかなぁ、と思っていた場所です。このクレマチスは縦ではなく、横に広がるタイプらしいので、ちょうどいいかなぁ、と思っています。
右後ろに見えるのが、ライラックの木で、ライラックが南側、このクレマチスはこのライラックの木の北側になるので、この辺りは将来的に今以上の日陰になるだろうと思っているのです。
楽しみが広がってきています。
さて、後4本、植えるのが残っているのでボチボチ頑張ります~。
苗のコンディションがいいって、何て素晴らしいのでしょう~。。
Taylaors Clematis、アイルランドにお住まいのクレマチス好きな方々には(もしいらっしゃれば。。)かなりお勧めです~!